突然引っ越しをすることが決まったら、何から始めたらいいか分からずにパニックになる人もいるかもしれません。
しかし、やるべきことは確実に決まっていますので、引っ越しをすることが決まったその日から少しずつ準備を進めていくようにしましょう。
気持ちばかりが先走してやることがちぐはぐしてしまっては大変ですので、まずはやるべきことのスケジュールをしっかりと決めて、順番に少しずつこなしていくことが大切です。
そして、どこまで準備が進んだかをスケジュール表などにチェックをしながら作業を進めていくと、うっかりして何かをやり残してしまうということもありません。
それでは、どのような順番で引越しのスケジュールを組んでいけばいいのでしょうか。
引越をすることが決まった以上、まっさきにやらなければならないことは引越をする日程を決めるということです。
日程が決まらなければ、引越し業者に見積もりを依頼することもできません。
転勤であれば仕事の引き継ぎの都合などもあるでしょうし、学校に通う子供のいるうちであれば、学校が休みになるときなどを考慮して日にちを決める必要があります。
また、いま住んでいる家が賃貸であれば、新しい住居と契約の期間が重ならないようにうまく調整しないといけません。
ダブって家賃を支払うことになってしまっては、もったいないですから。
また引越をする日によっても、業者の料金が異なってきますので、希望する候補日をいくつかピックアップしておくといいでしょう。
引越の予定日を決めて業者に予約をいれたら、今住んでいるアパートやマンションの解約申し込みや新たな住まいの賃貸契約などを進めていかなければなりません。
特に、いま住んでいる物件の解約に関しては、引越し直前だと大家さんに迷惑をかけてしまうので、できるだけ早めに連絡をするようにしたほうがいいでしょう。
また、学校への転校の連絡や、それに伴う手続きなども早めに済ませておくといいでしょう。
水道やガス、電気などの手続きなども、忘れないようにしっかりとスケジュールに入れておくようにします。
それら手続き関係がひととおり終わったら、やっと荷造りに取り掛かります。
いま使っていないものから、少しずつ荷物を整理していくようにするといいでしょう。
今後使う予定のない大きな荷物などは、思い切って不要品として粗大ゴミに出したり、リサイクルショップやオークションなどに出すといいでしょう。
不要なものまで新居に持っていくと引越し料金が高くなるだけではなく、引越し先での荷物の整理が大変になってしまいます。
荷物の整理は引っ越しの準備のなかでも最も時間と手間がかかるものですので、あわてずに少しずつで良いのでしっかりと整理していきましょう。
荷造りが終われば、あとは引越し当日を待つばかりとなります。