hikkoshi-otoku-03-08

ちょっとしたコツで引越しにかかる費用を安くすることが可能です

引っ越しの費用で大きなウエイトを占めているのが、引越し業者へ支払う費用と不要品を処分するための費用です。

引っ越しをする以上、この2つは欠かすことができないものですが、ちょっとしたコツを知っていればこれらの費用を安くすることが可能です。

引越し業者が提示する見積もり金額には、定価というものがありません。

お客様ごとに荷物の量や家の間取り、輸送距離などがすべて異なるわけですから、そもそも定価を決めることができなのです。

基本的には、すべてオーダーメイドによって料金が決まるというのが引越しなのです。

荷物の量や移動距離で料金に大きな差が生じるは当然ですが、それ以外にも引越し業者のスケジュールによっても見積もり金額が大きく変わってくることがあるのです。

つまり、業者が忙しい時期に仕事を依頼すれば料金が高くなり、逆に暇な時期に申し込みをすることで安くしてもらえる可能性が高くなるわけです。

たとえば、6月や7月といった時期には引越し業者は割と暇な時期になりますので、そういった時期に依頼をすることで、お得に引っ越しをすることが可能になります。

しかし実際問題、引越し業者の暇な時期に合わせて引っ越しを計画するというのは難しいでしょう。

転勤や入学であればどうしても春先限定になりますし、会社から転勤命令がでたらその時期に従うしかないわけです。

それでは、そういった時期がある程度決まっている場合の引越し料金を安くする方法として、ある期間で幅を持たせるという方法があります。

たとえば、引越しする日を10月15日と決めて予約をすると、業者は何があってもその日には作業をしなければならなくなるので、スケジュール的に余裕がなくなります。

それに対して、10月10日~10月20日の間で引越し業者の一番都合のいい日に合わせるという契約ならば、料金は大幅に下がる可能性が高くなります。

こういった契約であれば、業者にしてみればたまたまキャンセルで空いてしまった日などにあなたの引越し日を入れ込むことが出来れば、スケジュール的に助かるわけです。

業者もスケジュール的に楽になって、あなたも料金が安くなれば、お互いが得をすることになります。

不用品の処分費用を安くするには、なるべく繁忙期をさけて早い段階から処分を開始することが大切です。

3月や4月などの引っ越しの多い時期には、引越し業者だけではなく不用品の処分業者も大変忙しい時期となります。

引っ越しの日時はたとえ業者の繁忙期であってもずらすことはできませんが、不用品の処分であれば、12月の大掃除のタイミングとか年明けの休日などに少しずつ進めていくことができます。

不用品処分業者にとっても、3月や4月の忙しい時に大量に持ってこられるよりも、そうやって早めに少しずつ処分を進めてくれた方が助かるわけです。

そういった理由から、不用品の処分費用を安くしてもらえる可能性が高くなるわけです。