新居に荷物を運び終えると引っ越しも一段落となり、ホッと一息という気持ちになると思います。
しかし、それで引っ越しにともなうやるべきことがすべて終わったわけではありません。
これから新しい土地で生活していくために、やるべきことはたくさんあるのです。
ここでは、具体的に引っ越し後にやるべきさまざまな手続きなどについてみていきましょう。
引っ越しをする前に旧居で行ったように、新居でもやるべきさまざまな役所での手続きがあります。
まず、まっさきに転入届を提出する必要があります。
転入届けの際に必要なものは「転出証明書」「身分証」「印鑑」になります。
転出証明書は、転居前に住んでいた市役所にて発行してもらったものを持参します。
転入届を役所に提出にいったついでに、これから必要になる住民票を発行してもらうといいでしょう。
住民票は学校の転校の届出や運転免許証の住所変更などに必ず必要になりますので、多めにもらっておくといいでしょう。
国民健康保険は、転居先で新たに申し込みをするケースが多いのですが、地域によっては転入届を出した時点で自動的に登録になるところもあるようです。
新たに申し込みをする必要がある場合には「転出証明書」「身分証明書」「銀行口座」「銀行印印鑑」を持参のうえ手続きをする必要があります。
国民年金に関しては、新たな申し込みの手続きは必要なく、住所変更をするのみでOKです。
子供がいる家庭の場合には、転校の手続きも忘れずにやっておかなければなりません。
転校の手続きには転入学通知書が必要となります。
しかし、地域によって転入届を出すだけで発行してもらえるところもあれば、住民票を教育委員会に提出しないと発行してもらえないところもあるようです。
地域によって続きがことなりますので、事前に確認をしておいたほうがいいでしょう。
また、地域によってはこれまで通っていた学校から発行された「在学証明書」が必要になることもあるので、あらかじめ発行をしてもらっておいて、持参すうようにしたほうが無難です。
役所に転入届を出したら、運転免許証の住所変更も忘れずにやっておかなければなりません。
また、車の登録の変更も必要になります。
運転免許証の住所変更は管轄の警察署で行うことができますが、車の登録変更は陸運事務所が窓口となります。
このように、引っ越しが終わったあとにやるべき手続きはたくさんありますので、うっかり忘れてしまうことがないようにリストなどを作ってチェックをしながら一つずつ確実に行っていくといいでしょう。