引越し業者から見積もりを受け取っても、額面の金額だけをみて納得をしてしまってはいけません。
正式な契約をする前に、しっかりと見積もりの中身について確認をする必要があります。
最初に、見積もりに記載されている引っ越しの予定日を確認するようにしましょう。
引越し業者が当日の日時を勘違いしていたのでは大変なことになりますし、場合によっては料金にも影響してきます。
実際に引っ越しをするのは平日なのに、見積もりに記載されている日時が土日祝日になっていた場合には、割高な料金で計算されている可能性があるからです。
もし、日付の間違いに気がついたらすぐに指摘をして、再見積もりをしてもらうようにしましょう。
次に、転居先の住所を確認することも大切です。
当日にまったく別のところに荷物を運ばれてしまったのでは大変ですし、そもそも引越し見積もりは移動距離によって料金が大きく変わってしまいます。
こちらも、あとあとトラブルにならないように気がついたら必ず指摘をして再見積もりを作成してもらうようにしましょう。
見積もりにはトラックのサイズや作業員の人数も記載されていますが、こちらもしっかりとチェックをしておきましょう。
引っ越しに関しては素人である私たちが、トラックのサイズや作業員の人数が最適かどうかを判断するのは難しいですが、荷物の量に対して明らかにトラックのサイズが小さすぎると感じたり、人数が少なすぎると感じた場合には、これで本当に大丈夫なのかどうかを確認してみるといいでしょう。
特に注意が必要なのは、トラックの欄に「積みきり」と書かれていた場合です。
「積みきり」というのは、用意したトラックに積みきれるだけの荷物しか運びませんという意味です。
もしそのトラックに積みきれない荷物があった場合、自分で運ぶか別途追加料金を支払って運んでもらうしかなくなります。
積みきりではなく、すべての荷物を確実に運んでもらうという条件で見積もりを作成してもらうようにしましょう。
最後に、オプションサービスの欄もしっかりとチェックしておきましょう。
単純に荷物を運んでもらうだけであればチェックの必要はありませんが、荷造りサービスやエアコンの設置サービスなどを利用する場合には、それらの項目が抜けていないかどうかをしっかりと確認するようにしましょう。
さらに詳しくは≫引越し見積もりのカラクリと業者選びのコツ